坐作進退(読み)ざさしんたい

精選版 日本国語大辞典 「坐作進退」の意味・読み・例文・類語

ざさ‐しんたい【坐作進退】

〘名〙
① 立居ふるまい。身のこなし。行儀
国民性十論(1907)〈芳賀矢一〉九「祖先を祭る儀礼を貴んだ国民であるから、之が即ち平常の坐作進退にまで及んだのである」 〔周礼夏官大司馬
平生。ふだん。いつも。どんな時も。
将来之日本(1886)〈徳富蘇峰一二「当時の武士が坐作進退に双刀を横へたるは、是れ今日の常備兵が銃を肩にし、剣を腰にするものなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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