坐夏(読み)ざげ

精選版 日本国語大辞典 「坐夏」の意味・読み・例文・類語

ざ‐げ【坐夏】

〘名〙 (「げ」は「夏」の呉音) 仏語夏安居(げあんご)のこと。夏安居に坐禅すること。夏坐。また、出家以来の年数をいう。
正法眼蔵(1231‐53)安居「掩室(えんしつ)坐夏の仏意は、それ言説をもちゐるは、ことごとく実にあらず善巧方便なり」 〔大唐西域記‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android