坪井上村(読み)つぼいかみむら

日本歴史地名大系 「坪井上村」の解説

坪井上村
つぼいかみむら

[現在地名]久米町坪井上

坪井川上流にあり、東は坪井下村、北は中北上なかぎたかみ村。南は加治子かじこ山・取首とりくび山の山並が続き、坪井川支流の福本ふくもと川をさかのぼってこの山を越えると山手公文北やまてくもんきた(現旭町)打木沢うちきざわに出る。西は上河内かみごうち(現真庭郡落合町)。出雲往来の道筋にあたり、村の西端追分おいわけは出雲往来と備中への分れ道で、大正時代も人家八軒のうち四軒は旅館、他の四軒は商家(久米郡誌)宿場ではないが旅人が足を止め、休憩する所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android