坪根村(読み)つぼねむら

日本歴史地名大系 「坪根村」の解説

坪根村
つぼねむら

[現在地名]中之島村坪根

池之島いけのしま村の西にあり、同村とともに現中之島村内最高所(標高約一八メートル)に立地。現村域北端の西野にしの大沼おおぬま新田集落との差はおよそ六メートル。慶長一〇年(一六〇五)新発田藩の給知方村々高目録(新発田市史資料)に「坪禰村」とみえ、毛付三七石八斗余・荒八石九斗余。同一五年頃の給知方ほど役帳(同資料)によると三軒に四斗五升の炉役が課されている。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では物成高二三石七斗余、家数六・人数四七。

坪根村
つぼねむら

[現在地名]村上市坪根

北西へ流れる門前もんぜん川左岸にある。西は興屋こうや村に接し、北は川を挟んで下相川しもあいかわ村に対する。伝承では雲上佐市郎の妻「局様」がいた所といわれる。文禄(一五九二―九六)頃の瀬波郡絵図には「大国但馬分つほね村 下」とみえ、本納二六石八斗一升・縄高五九石一斗四升八合、家三軒とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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