坪詰(読み)ツボヅメ

デジタル大辞泉 「坪詰」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐づめ【坪詰(め)】

江戸時代土地測量の際に端数の出たとき、一定基準に従いこれを加除して長さまたは面積を決めたこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「坪詰」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐づめ【坪詰】

〘名〙 江戸時代、土地を測量する際、長さもしくは面積に端数を生じた場合、これを加除して寸尺・歩(坪)数を定めたこと。長さでは六寸(約一八・二センチメートル)を本とし三寸までの端数を捨て、四寸五寸は六寸に計算し、また面積では三歩(九・九平方メートル)を本として一歩は捨て、二歩は一歩を加え、四歩は一歩を減じて両方とも三歩として計算する。

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