型式(読み)カタシキ

デジタル大辞泉 「型式」の意味・読み・例文・類語

かた‐しき【型式】

《「けいしき」とも》航空機自動車機械などで、特定構造外形などによって分類される型。モデル。「型式証明
[類語]類型様式体裁フォーム年式書式フォーマットスタイルモデルパターンタイプ類型定型ひな形方式手本見本サンプルスタンダードプロトタイプパターン

けい‐しき【型式】

かたしき(型式)

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精選版 日本国語大辞典 「型式」の意味・読み・例文・類語

かた‐しき【型式】

〘名〙 機械類などの工業製品で、その構造、外形によって分類される特定の型。
安土往還記(1968)〈辻邦生〉三「型式からいえば堺銃に似ているが、銃の材質が堺銃よりは劣っていた」

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損害保険用語集 「型式」の解説

型式

自動車の車名やエンジン種類などを表す記号で、「道路運送車両法」に基づき、自動車の構造・装置性能などが同一であるものに対して、国土交通大臣指定を行う自動車の分類指標です。車検証の「型式」欄に記載されています。
なお、車検証の型式の最初にある「-(ハイフン)」の前のアルファベットは排出ガス規制適合車を表す記号です。

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普及版 字通 「型式」の読み・字形・画数・意味

【型式】けいしき

形式

字通「型」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の型式の言及

【考古学】より

…これにより石器時代を旧・新の二つに分ける端緒がひらけ,つづいて,旧石器時代の研究に従事したラルテモルティエにより,地層の違いを手がかりにして時期を分ける層位学的方法が確立された。一方,生物学的進化論に啓発された考古学者は,人為物の〈型式〉が生物の〈種〉の進化に似た変遷をたどることに気づき,形の比較によって型式変遷の順序を推定しようとする型式学的方法を案出した。この方法は1870年代から20世紀初頭までの間にモンテリウスらによって精緻な域にまで高められる(図1)。…

※「型式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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