基礎水文学(読み)きそすいもんがく

世界大百科事典(旧版)内の基礎水文学の言及

【水文学】より

…広義の水文学には,水文循環に関する基礎的研究に基づいて,水資源の開発,水の適正な利用,水と環境との関係,水文環境の保全など,人間と水との好ましい関係を追求する応用的分野も含まれ工学的色彩が強い。狭義の水文学は基礎水文学と呼ぶことができ,具体的な研究対象は降水,遮断,蒸発散,浸透,流出などの水文循環諸過程と,それらを地域的に総合した水収支であり,その成果は水資源開発や国土計画の基礎となる。また近年,熱汚染や水質汚染との関連で,水文循環に伴う熱や化学物質の輸送の研究も重要視されるようになった。…

※「基礎水文学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android