堀江佐吉(読み)ほりえ さきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀江佐吉」の解説

堀江佐吉 ほりえ-さきち

1845-1907 明治時代建築家
弘化(こうか)2年2月3日生まれ。家は代々青森県弘前(ひろさき)の大工棟梁(とうりょう)。洋風建築を手がけ,現存するものに第五十九銀行本店(現青森銀行記念館),弘前図書館旧館などがある。明治40年8月19日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「堀江佐吉」の解説

堀江佐吉

没年:明治40.8.19(1907)
生年:弘化2(1845)
明治期の弘前(青森県)の大工棟梁。代表作に第五十九銀行本店(1904),弘前市立図書館(1906)などがある。五十九銀行は古典主義様式を基本としながら,アーチを重ねた塔屋などに独自のデザインを示している。

(越野武)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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