堀河の水(読み)ほりかわのみず

日本歴史地名大系 「堀河の水」の解説

堀河の水
ほりかわのみず

三巻八冊 富尾似船著

成立 元禄七年

分類 俳諧

版本 国会図書館・京都大学図書館

解説 醒ヶ井通七条下ル鎌屋町に住した著者が、友人付近の旧跡十景(稲荷旅社・田中時雨・堀河蛙声・東寺昏鐘ほか)を探訪したものであるが、解説俳文的で、古事古歌とともに発句を掲げており、名所案内記であると同時に俳諧書ともいえる。

活字本 新修京都叢書第五巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android