堂崎遺跡(読み)どうざきいせき

日本歴史地名大系 「堂崎遺跡」の解説

堂崎遺跡
どうざきいせき

[現在地名]長与町岡郷 堂崎

大村湾に突き出た堂崎および中山なかやまにある後期旧石器時代の遺跡。昭和四四年(一九六九)の発掘調査でナイフ形石器尖頭器をはじめ多数の出土があり、これらは時期的に、百花台III層に代表される台形石器主体とする組成から、半円錐形・半舟底形などの細石核細石刃を主体とする組成への変遷が考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android