堆朱楊成(18代)(読み)ついしゅ ようぜい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堆朱楊成(18代)」の解説

堆朱楊成(18代) ついしゅ-ようぜい

?-1890 幕末-明治時代彫漆(ちょうしつ)工。
万延元年家督を相続。文久元年日光廟修繕の用を命じられる。慶応4年受領屋敷を返納,廃業にいたる。初代楊成長充より18代五百余年間つたえられた家伝の技は13種とされる。明治23年3月8日死去。名は国平通称は平八郎,のち平十郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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