堆朱養清(読み)ついしゅよんぜい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「堆朱養清」の意味・わかりやすい解説

堆朱養清
ついしゅよんぜい

江戸時代中期の漆工堆朱名工享保年間 (1716~36) に江戸で活躍。姓は不詳。将軍家印籠 (いんろう) 師と伝えられる。堆朱楊成と音が通じるのを避けて「よんぜい」と自称した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堆朱養清」の解説

堆朱養清 ついしゅ-ようせい

?-? 江戸時代中期の彫漆(ちょうしつ)工。
江戸にすむ。享保(きょうほう)(1716-36)のころ活躍。幕府の彫漆工楊成と名前の音がおなじなのをきらい「よんぜい」と自称したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android