堪性(読み)こらえしょう

精選版 日本国語大辞典 「堪性」の意味・読み・例文・類語

こらえ‐しょう こらへシャウ【堪性】

〘名〙 (「しょう」は「性」の呉音) 耐え忍ぶ気性。がまんのできる性分忍耐力。こらえぜい
随筆独寝(1724頃)下「当分女房ひとつに寝て、こらへせうなき故に心にもはからず床に入て、大事の事をなしぬる証拠

こらえ‐ぜい こらへ‥【堪性】

〘名〙 (「せい」は「性」の漢音) 耐え忍ぶ気性。また、耐える性質。こらえしょう。
※玉塵抄(1563)一一「楊の木はねばづをいぞ。こらえぜいあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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