報い(読み)ムクイ

デジタル大辞泉 「報い」の意味・読み・例文・類語

むくい【報い/酬い】

ある行為結果として身にはね返ってくる事柄善悪いずれについてもいうが、現在では悪い行為の結果についていうことが多い。「悪行の―」
労苦に対するつぐない報酬
「何の―も望まないで」〈木下順二・夕鶴〉
前世の善悪の行為の結果が、現世で現れること。因縁によって果報を受けること。
仕返し。返報
海賊―せむといふなる事を思ふ上に」〈土佐
[類語]応報祟り業報悪報果報とばっちり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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