デジタル大辞泉
「堺流」の意味・読み・例文・類語
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さかい‐りゅう さかひリウ【堺流】
〘名〙
※
万宝全書(1694)五「堺流 泉州花本 初飛鳥井流より出る」
② 茶道の流派の一つ。
和泉の堺の茶匠武野紹鴎
(たけのじょうおう)によって創められた。一名、紹鴎流ともいう。茶道の開祖珠光の侘び茶の流れを汲んだ紹鴎が、堺の町人社会の環境に合わせて工夫し、侘びとさびの
理念を歌道思想とのつながりの上から再検討したもの。紹鴎門下の堺の茶人によって受けつがれ、千利休によって、利休流茶道として大成される。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報