塞き合ふ(読み)セキアウ

デジタル大辞泉 「塞き合ふ」の意味・読み・例文・類語

せき‐あ・う〔‐あふ〕【塞き合ふ】

[動ハ四]すきまもないほどに込み合う。
六波羅門前には、馬車の立ち所もなく―・ひたるに」〈古活字本平治・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「塞き合ふ」の意味・読み・例文・類語

せき‐あ・う‥あふ【塞合】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 押し合う。こみ合う。また、競い合う。
    1. [初出の実例]「六波羅の門前には、馬・車の立ち所もなくせきあひたるに」(出典:平治物語(1220頃か)上)

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