塞・砦(読み)さい

精選版 日本国語大辞典 「塞・砦」の意味・読み・例文・類語

さい【塞・砦】

〘名〙
外敵侵入を防ぐ国境小城。とりで。出城(でじろ)
※続日本紀‐神護景雲三年(769)正月己亥「伏乞暫留鎮所、以守諸塞
② 「さいおう(塞翁)」の略。
※雑俳・柳多留‐一一五(1831)「集まれば散ると悟った塞の馬」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android