塩戸庄(読み)しおべのしよう

日本歴史地名大系 「塩戸庄」の解説

塩戸庄
しおべのしよう

あい川西岸の塩部しおべを遺称地とし、市西部にあったとみられる。文治二年(一一八六)四月八日の醍醐寺文書目録(醍醐雑事記)には未沙汰文書櫃一合に納められた「甲斐国巨摩郡塩戸庄文書」が記載されるから、山城醍醐寺領であったことがわかるが、庄園としてはその後の史料にはまったく登場しない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android