塩断(読み)しおだち

精選版 日本国語大辞典 「塩断」の意味・読み・例文・類語

しお‐だち しほ‥【塩断】

〘名〙 神仏への祈願、病気平癒などのため、ある期間塩けのあるものを食べないこと。塩物断ち。
建内記‐嘉吉元年(1441)五月八日「今日武衛塩断如毎月。自去年冬此願。薬師如来祈念云々」
人情本春色梅児誉美(1832‐33)初「ナニ私やア午剋(おひる)までは塩禁(シホダチ)だから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android