塩煎責(読み)しおいりぜめ

精選版 日本国語大辞典 「塩煎責」の意味・読み・例文・類語

しおいり‐ぜめしほいり‥【塩煎責】

  1. 〘 名詞 〙 昔の拷問一つ。煎って熱くなった塩を罪人の膚に当てて責めるもの。
    1. [初出の実例]「腹に子のあるかざみの格塩煎責(シホイリゼメ)にしてくれうと」(出典浄瑠璃壇浦兜軍記(1732)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android