世界大百科事典(旧版)内の塩酸リドカインの言及
【リドカイン】より
…白色~微黄色の結晶または結晶性の粉末。化学的にはアミドで,麻酔作用をもち,医薬としては,塩酸塩の塩酸リドカイン(製剤およびリドカイン注射液)として用いられる。作用発現が速く,アドレナリンを併用するとかなり持続的となり,すぐれた局所麻酔薬として,歯科,外科,産婦人科,耳鼻咽喉科をはじめ各科領域で,表面麻酔,浸潤麻酔,伝達麻酔,脊髄麻酔,硬膜外麻酔に用いられている。…
※「塩酸リドカイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」