塩飽島(読み)しあくじま

改訂新版 世界大百科事典 「塩飽島」の意味・わかりやすい解説

塩飽島 (しあくじま)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の塩飽島の言及

【水軍】より

…朝鮮出兵を命じられた諸大名は,それぞれの地域の条件に従って水軍を編成したが,これが海賊衆の組織化につながったと思われる。たとえば讃岐塩飽(しわく)島の海賊衆に対しては,水主(かこ)650人・船32艘をもって伊予・今治城主である福島正則につくべきことが秀吉より命じられている。石田三成らの奉行人層は,舟奉行として名護屋,壱岐,対馬,釜山に駐留して兵員の輸送にあたっていたが,彼らは直轄領の漁民などを水主として徴発し,諸浦の舟を回漕させて直属の水軍組織をもっていた。…

※「塩飽島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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