塩飽水夫(読み)しわくかこ

世界大百科事典(旧版)内の塩飽水夫の言及

【塩飽諸島】より

…島の生業ははじめ廻船業が主であったが,船数はしだいに減少,大工,水夫などとして他出するものがふえた。しかし幕末に軍艦の乗組員として塩飽水夫は重用され,1860年(万延1)渡米した咸臨丸の水夫50人中35人を占めている。また漁業も古来タイ,サワラなどの好漁場が多く,その経営と下津井などの他領船から入漁料を徴収し島中財政の財源としていた。…

※「塩飽水夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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