塵を出ず(読み)チリヲイズ

デジタル大辞泉 「塵を出ず」の意味・読み・例文・類語

ちり・ず

俗世間を離れる。出家する。
秋風の露の宿りに君をおきて―・でぬる事ぞかなしき」〈新古今哀傷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塵を出ず」の意味・読み・例文・類語

ちり【塵】 を 出(い)

俗世間を離れる。出家する。
※元輔集(990頃)「ます鏡ふたたび世にや曇るとてちりをいでぬと聞くはまことか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android