増川新田村(読み)ますかわしんでんむら

日本歴史地名大系 「増川新田村」の解説

増川新田村
ますかわしんでんむら

[現在地名]羽黒町増川新田

市野山いちのやま村の南方対岸、北西流するささ川左岸にある。明暦元年(一六五五)代官安食藤左衛門による開村といい、開田川行かわつら村や町屋まちや村からの移住者によってなされたと伝える。笹川を用水源として利用する上郷かみごう八ヵ村の一つで、入会山は川代かわだい(増川山)を利用した(「笹川土地改良区史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android