増田立軒(読み)ますだ りっけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「増田立軒」の解説

増田立軒 ますだ-りっけん

1664-1743 江戸時代前期-中期儒者
寛文4年生まれ。阿波(あわ)徳島藩医増田策庵の次男。京都の中村惕斎(てきさい)にまなぶ。師の没後中村家をついだが,藩主蜂須賀綱矩(はちすか-つなのり)の命で復姓して藩儒となった。寛保(かんぽう)3年8月14日死去。80歳。名は謙之(かねゆき)。字(あざな)は益夫。通称は文内,平内。著作に「楽説紀聞」「立軒雑記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android