(読み)ゾウ

デジタル大辞泉 「増」の意味・読み・例文・類語

ぞう【増】[漢字項目]

[音]ゾウ(慣) [訓]ます ふえる ふやす
学習漢字]5年
ます。ふえる。「増加増強増減増産増資増殖増設増大加増急増激増漸増倍増
程度がますますひどくなる。「増長
[名のり]なが
難読年増としま

ぞう【増】

ますこと。ふえること。また、ふやすこと。「前年比30パーセントの」「ページ」⇔
能面の一。女神天女または高貴な女性などに用いる、気品のある若い女性の面。増阿弥創始したものという。増女ぞうおんな

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精選版 日本国語大辞典 「増」の意味・読み・例文・類語

ぞう【増】

〘名〙
① ますこと。多くなること。加えること。多くすること。⇔。〔工学字彙(1886)〕
② 能面の一つ。増阿彌の創始にかかるものという。女神、天女または高貴な女人などに用いる。「大原御幸」「龍田」「羽衣」のシテなど。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【能面】より

…作者も十作(じつさく)に数えられる人たちの名が伝えられているが,まだ明確な姿を現していない。室町時代後半に入って能楽自体の分化と普及に伴い,能面の種類が急増し,作家もようやく具体的な姿をつかむことができるようになる。桃山時代になると,文献にあらわれる種類はおよそ60種,作者も近世世襲能面作家の祖たちが出そろう。…

※「増」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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