壁御召(読み)カベオメシ

デジタル大辞泉 「壁御召」の意味・読み・例文・類語

かべ‐おめし【壁御召】

横糸壁糸を使って、細かいしぼを出した御召縮緬おめしちりめん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「壁御召」の意味・読み・例文・類語

かべ‐おめし【壁御召】

  1. 〘 名詞 〙 お召ちりめんの一つ。緯(よこいと)に壁糸の染めたものを入れて、表面に細かい皺(しぼ)を出した織物
    1. [初出の実例]「濹水は流石に驚いたらしく、壁御召の袷の衿元をしごくようにして、胸を反らせた」(出典:あざやかな女(1965)〈円地文子〉高座の幽霊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android