士君子(読み)シクンシ

デジタル大辞泉 「士君子」の意味・読み・例文・類語

し‐くんし【士君子】

学問人格ともにすぐれた人。徳行の高い人。
「今此―、政府に会して政を為すに当り」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「士君子」の意味・読み・例文・類語

し‐くんし【士君子】

〘名〙 徳行のそなわった人。学問、人格ともにすぐれた立派な人。君子
史記抄(1477)九「相如が札書をば奏したれども、公孫卿が札書をばあまり不経なほどに、疑其妄書、謝曰、宝鼎事已決矣。尚何以為と云て不奏ぞ。まことに士君子の行なり」 〔礼記‐郷飲酒義〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android