士燮(読み)ししょう

改訂新版 世界大百科事典 「士燮」の意味・わかりやすい解説

士燮 (ししょう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の士燮の言及

【シーニェプ】より

…2~3世紀,交趾郡(ベトナム北部)を支配した中国人太守。シーニェプは日南郡の太守の子で,後漢末に交趾太守に任ぜられたが,中央の乱れに乗じて,一族を合浦,九真(タインホア),南海(広東)の太守とし,半独立の体制をつくった。三国時代には呉に服属したが,この間40年にわたって合浦以南の平和を保ち,このため戦乱を避けた中国文化人が盛んにこの地に集まった。彼の死後,呉はシー一族を倒して,再び中国の直轄植民地とした。…

※「士燮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android