壬生連麻呂(読み)みぶのむらじまろ

世界大百科事典(旧版)内の壬生連麻呂の言及

【夜刀神】より

…激怒した麻多智は鎧(よろい)を着て仗(ほこ)を取り神々を打ち払い,杭を立てて境界を設定し,みずから祝(はふり)(祀祭者)となって夜刀神をまつった。またその後同じ谷に池堤を築こうとした壬生連麻呂(みぶのむらじまろ)は夜刀神を恐れる人々に,この神を打ち殺せと言って叱咤したという。自然を克服し開拓事業を推進した古代豪族にとって,森や川などのいたるところに潜む神々との闘いは切実なものであった。…

※「壬生連麻呂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android