夏台(読み)かだい

精選版 日本国語大辞典 「夏台」の意味・読み・例文・類語

か‐だい【夏台】

〘名〙 (中国、夏王朝の牢獄の名から) 牢獄。獄舎
曾我物語(南北朝頃)一〇「其上、敵のためにとらはるる者、時致一人にもかぎらず、殷湯は、かたいにとらはれ、文王は、羑里(ゆうり)にとらはる」 〔史記‐夏本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「夏台」の読み・字形・画数・意味

【夏台】かだい

夏后氏の獄名。牢獄。〔史記、夏紀〕の時、~廼(すなは)ち湯を召して之れを夏臺に囚ふ。

字通「夏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android