精選版 日本国語大辞典 「夏氷」の意味・読み・例文・類語
なつ‐ごおり ‥ごほり【夏氷】
〘名〙
① 山などに、夏になっても溶けないで残っている雪や氷。
※狂歌・狂歌糸の錦(1734)「秋立といふべをかけてひへ上る峯には水も夏氷かな」
② 氷を細かくかきけずって蜜やシロップなどをかけたもの。こおりみず。《季・夏》
※俳諧・この時雨(1791)「山里や母を養ふ夏氷〈暁䑓〉」
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