夏萩(読み)ナツハギ

デジタル大辞泉 「夏萩」の意味・読み・例文・類語

なつ‐はぎ【夏×萩】

夏に花の咲くハギ。特に、ミヤギノハギをさす。 夏》「―の花のともしく夕すだれ/亜浪
かさねの色目の名。表は青、裏は紫。陰暦5、6月に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「夏萩」の意味・読み・例文・類語

なつ‐はぎ【夏萩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物みやぎのはぎ(宮城野萩)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「なつはぎのおふの繁りを見る時ぞ秋きにけりと程は知らるる」(出典:曾丹集(11C初か))
  3. (かさね)色目。表は青、裏は紫。夏に用いる。〔胡曹抄(1480頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「夏萩」の解説

夏萩 (ナツハギ)

植物。マメ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物。ミヤギノハギの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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