外坪村(読み)とつぼむら

日本歴史地名大系 「外坪村」の解説

外坪村
とつぼむら

[現在地名]大口町外坪

北は小口おぐち村、東は楽田がくでん(現犬山市)河北こうぎた村、西は河内屋かわちや新田(現小牧市)に接している。

小牧代官支配下村。高三四〇石余のうち三二四石余が藩士八人の給知。そのほかに寛永一二年(一六三五)入鹿いるか(現犬山市)完成によって用水が引かれ、新田開発がされて寛文二年(一六六二)の御国検地で高一七三石余の高付がされた。これによって田合計三二町八反七畝余、畑合計八町四反一畝余となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android