外境(読み)げきょう

精選版 日本国語大辞典 「外境」の意味・読み・例文・類語

げ‐きょう ‥キャウ【外境】

〘名〙
仏語感覚対象である外部世界
※梵舜本沙石集(1283)四「衆生の内我をやるゆゑに内空と云、外境の執をやるゆゑに外空と云」 〔倶舎論‐二二〕
② =げきょう(外痙)〔文明本節用集(室町中)〕

がい‐きょう グヮイキャウ【外境】

〘名〙 自分の国の境域外の地。他国。異国
明六雑誌‐三一号(1875)教門論疑問・三〈柏原孝章〉「我邦上世人の外国に流竄せらるる者外境に於て国を興せる者なりと」 〔魏志‐王朗伝〕

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普及版 字通 「外境」の読み・字形・画数・意味

【外境】がいきよう

外地

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