外山算節(読み)とやま さんせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外山算節」の解説

外山算節 とやま-さんせつ

?-? 江戸時代後期の囲碁棋士。
京都にすむ。本因坊元丈(げんじょう)の高弟。文政5年(1822)本因坊丈和(じょうわ)と京都寂光寺で対局した際,途中で卒倒して人事不省となる。意識回復後,局面が互角であることを確認し,打ちかけとした。6段。紀伊(きい)和歌山出身。著作に「置碁必勝」「置碁必勝後編」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android