外見的立憲制(読み)がいけんてきりっけんせい

百科事典マイペディア 「外見的立憲制」の意味・わかりやすい解説

外見的立憲制【がいけんてきりっけんせい】

ドイツ語Scheinkonstitutionalismusの訳で表見的立憲制ともいう。制度上は憲法議会を備えているにもかかわらず,その運営においては立憲制を否定し,絶対主義君主制ボナパルティズム実質をもつ統治形態をいう。19世紀後半のプロイセンや明治憲法下の日本などはその例。→立憲君主制
→関連項目立憲主義

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む