外記庁(読み)ゲキノチョウ

デジタル大辞泉 「外記庁」の意味・読み・例文・類語

げき‐の‐ちょう〔‐チヤウ〕【外記庁】

外記局

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精選版 日本国語大辞典 「外記庁」の意味・読み・例文・類語

げき‐ちょう‥チャウ【外記庁】

  1. 〘 名詞 〙げききょく(外記局)

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世界大百科事典(旧版)内の外記庁の言及

【太政官庁】より

…律令官制としての太政官の少納言局(その下僚に外記がいるので,外記局ともいう)と弁官局に所属する官人は,本来,朝堂院(八省院)内の暉章堂を執務の場としたが,律令体制の整備に伴う機構の拡充と官人の増加により,朝堂院外に政庁を持つに至った。そのとき,外記局の政庁と弁官局の政庁が別個に設けられ,前者が外記庁(平安宮では内裏建春門の東),後者が太政官曹司,太政官庁または弁官庁などと呼ばれた。平安宮では,内裏の南,朝堂院の東に,東西56丈,南北40丈の地を占め,正庁,東庁,西庁,朝所(あいたんどころ)などの建物があった。…

※「外記庁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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