外車汽船(読み)がいしゃきせん

精選版 日本国語大辞典 「外車汽船」の意味・読み・例文・類語

がいしゃ‐きせん グヮイシャ‥【外車汽船】

〘名〙 船の中央部両側または船尾に水車状の推進車を装備して、蒸気機関などの機械力で回転させて航行するようにした船。初期の蒸汽船に採用されたが、波浪に弱く、外海の航行に適しないため、暗車船(スクリュー船)に圧倒された。しかし底の浅い河川や湖水での使用には適しているので、現在でも一部で使用されている。外車船外輪船
太政官布告第一〇号‐明治一七年(1884)四月二四日「外車汽船機関室の噸数該船総噸数の百分二十より三十までは総噸数の百分の三十七」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android