外間(読み)ガイカン

デジタル大辞泉 「外間」の意味・読み・例文・類語

がい‐かん〔グワイ‐〕【外間】

当事者以外の人々の間。その事に関係のない人々。
「―へ暴露した行動を見たのであるが」〈鴎外青年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外間」の意味・読み・例文・類語

がい‐かん グヮイ‥【外間】

〘名〙 当局者以外の人々の間。同様な物事をしている仲間以外の人々の間。そのことに関係をもたない人々の間。
※文芸上の自然主義(1908)〈島村抱月〉一「藤村独歩の諸氏はむしろ外間から其の傾向によって自然主義と総称せらるるに至ったが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android