外骨腫症(読み)がいこつしゅしょう(英語表記)exostosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外骨腫症」の意味・わかりやすい解説

外骨腫症
がいこつしゅしょう
exostosis

単に外骨腫ともいう。主として長管骨にきのこ状に発育する骨性の腫瘤で,表面には軟骨性の組織が存在する。良性骨腫瘍中,最も発生頻度の高いもので,10歳代に好発する。単発性と多発性があり,多発性のなかには遺伝性を有するものもある。痛みや関節機能障害があれば外科的に手術する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android