多劫(読み)タゴウ

デジタル大辞泉 「多劫」の意味・読み・例文・類語

た‐ごう〔‐ゴフ〕【多×劫】

きわめて長い年月。永劫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「多劫」の意味・読み・例文・類語

た‐ごう ‥ゴフ【多劫】

〘名〙 (「劫」は長い時間の意) 仏語。きわめて長い年月。永劫。
今昔(1120頃か)四「仏、汝に問給ひき、一劫に可住しか、多劫に可住しかと」
太平記(14C後)一一「忽に死せる人は、〈略〉苦(くるしみ)を多劫(たゴウ)の間に受けん事を」

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