多形核白血球

栄養・生化学辞典 「多形核白血球」の解説

多形核白血球

 白血球の中の一群で,顆粒球が属する.顆粒球は,好塩基球,好酸球,好中球をいい,特に好中球をいう場合が多い.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の多形核白血球の言及

【血球】より

…この3種の白血球は,共通して顆粒を有することから顆粒球と総称される。また,幼若な顆粒球の核は馬蹄形を呈するが,成熟に伴い分葉して2~5核になることから,多形核白血球ともよばれる。顆粒球の直径は9~15μmで,好中球が最も多く,ついで好酸球,好塩基球の順で,好塩基球はヒトの血液のなかでいちばん少ない。…

※「多形核白血球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」