多摩[市](読み)たま

百科事典マイペディア 「多摩[市]」の意味・わかりやすい解説

多摩[市]【たま】

東京都中部の市。1971年市制。多摩川南岸の多摩丘陵にある農村地帯であったが,1970年代から多摩ニュータウンへの入居が始まり,宅地化が進んだ。当初鉄道は北部の京王帝都(現,京王電鉄京王線のみであったが,1974年―1975年に小田急多摩線,京王相模原線が市の中心部まで通じて都心への便が大幅に改善された。都立桜ヶ丘公園に旧多摩聖蹟記念館がある。東日本大震災で,市内において被害が発生。21.01km2。14万7648人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android