多智(読み)たち

精選版 日本国語大辞典 「多智」の意味・読み・例文・類語

た‐ち【多智】

  1. 〘 名詞 〙 知恵にすぐれていること。知恵の多いこと。
    1. [初出の実例]「たとひ多智禅定有りとも」(出典:貞享版沙石集(1283)四)
    2. 「多智(タチ)多才の勘彌も是には閉口したが」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
    3. [その他の文献]〔史記‐樗里子伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「多智」の読み・字形・画数・意味

【多智】たち

知恵者。〔史記、樗里子伝〕秦の惠王の弟なり。~滑稽多智、秦人號して智(ちなう)と曰ふ。

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