多武峰・談武峰(読み)とうのみね

精選版 日本国語大辞典 「多武峰・談武峰」の意味・読み・例文・類語

とう‐の‐みね たふ‥【多武峰・談武峰】

奈良県桜井市南部にある山。山頂御破裂山という。藤原鎌足が中大兄皇子(天智天皇)と蘇我氏討伐をはかった所とされ、談山(かたりやま)とも呼ばれる。山腹鎌足をまつる談山神社がある。紅葉が美しく、「関西日光」の称がある。談山(だんざん)。後吾台山。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android