百科事典マイペディア 「多治見[市]」の意味・わかりやすい解説 多治見[市]【たじみ】 岐阜県南部の市。1940年市制。土岐川中流部の丘陵地を占め,古くから陶器の産地で,明治末に中央本線が開通してから窯業都市として発展。太多(たいた)線を分岐し,中央自動車道が通じる。食器,タイルなどの製造が盛んで,市の製造品出荷額の約7割(2003)を占め,周辺地区で製造される陶磁器の集散地でもある。陶磁器試験場,美濃古陶器陳列館,永保寺がある。2006年1月土岐郡笠原町を編入。91.25km2。11万2595人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報