多田 鉄之助(読み)タダ テツノスケ

20世紀日本人名事典 「多田 鉄之助」の解説

多田 鉄之助
タダ テツノスケ

昭和期の食味評論家



生年
明治29(1896)年8月

没年
昭和59(1984)年1月22日

出生地
東京・根岸

学歴〔年〕
慶応義塾大学理財科〔大正11年〕卒

経歴
時事新報記者、牧場観光会社長などを経て、昭和8年多田食味研究所を設立。テレビの料理教室の草分けとして知られた。亡くなる前日まで全国各地のうまいものを訪ね歩き、百歳までは現役と「百現会」を旗揚げした。個人月刊誌を発行し、著書に「たべもの日本史」「味の博物誌」「味の日本史」など六十数冊がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android