多磨短歌会(読み)たまたんかかい

世界大百科事典(旧版)内の多磨短歌会の言及

【多磨】より

…1935年6月創刊,52年12月終刊。昭和歌壇の現実主義的な傾向を不満とした白秋が,35年6月,浪漫精神の復興を唱えて設立した多磨短歌会の機関誌。伝統文学の幽玄と明治の象徴主義を合わせた〈新幽玄〉〈新象徴〉を理念に,時代の復古的な機運に乗って,たちまち《アララギ》と歌壇を二分する新勢力をなした。…

※「多磨短歌会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android